やすのブログ

ルーマニアで暮らす日本人&ルーマニア人の日記

ルーマニアについて

初めてルーマニアに来た時は「ここってどんな国」「どこにあるの」とそんな事
すら曖昧であった。今となれば恥ずかしいばかりである、、。

今回はルーマニアについてのこれだけは最低でも知っておいた方が良い事を記載したいと思う。ルーマニア人は喋るのが好きで交友的であるので、この国の事を少しは知っていると話しが弾むと思う。

1. 人口2000万人弱、国土は日本の本州ぐらいである。

2. ルーマニア人の先祖はダキア人であるが、人種はラテン系である。その他にロマ人(ジプシー)、ハンガリー系民族、ドイツ系民族、ロシア系民族などがいる。ルーマニアトランシルバニア地方はハンガリー帝国に長らく統治下とされていたためその影響が今でも多く残っている。トランシルバニア地方に観光に行くとドイツ語記載がたくさんあると思うが、それはその当時にドイツ系民族が移民してきたからである。

3. 言語はルーマニア語であるが、英語が話せる人が多くいる。ルーマニア語はラテン派生語なのでイタリア語、スペイン語などにも近い。またスラブ語の影響もある。
またルーマニア語は男性詞、女性詞、中性詞がある。文法は英語より難しいが、発音が基本はローマ字発音なので英語よりハードルは低いと思う。

4. 共産党時代は1945年から1989年まで続いた。チャオシャスクが書記党になったのは1965年である。これよりチャオシャスク政権が始まった。色々な人々の意見、当時の事を聞き客観的に判断して記載しようと思う。 

良点:国民すべて(ロマ人含めて)に仕事があった。逆に仕事がなく外でふらふらしていたら逮捕。重工業、農業があり外交も西ヨーロッパ、旧ソ連ともうまくやっていたようで国自体は強かった。80年代終わりごろには国の借金がほぼゼロだった。今ルーマニアの自然が脅かされているが、ヨーロッパの60%の熊がルーマニアにいる(少なくとも2010年はそう聞いていた)、狼が生息している、種の多様性がまだあるということは自然が守られていた事。
悪い点:反社会勢力は逮捕。秘密警察が潜んでいて隣人同士で監視していた(そうらしい)。それでかどうか分からないが、アパートの隣の声が良く聞こえる、またトイレからのほとんどの音が聞こえる。外国への旅行は共産党国だけ許されていた。テレビチャンネルが少なく、放映時間が限られていた。電気、お湯が途切れる事が多々あった。車は一家に1台。党の国家計画で家から強制的に移住させられた人達がいた事。古い建物が多く破壊された。命を懸けて海外に逃亡した人達がいる事。国の政策により輸出を強化し国の借金を返済しようとしたため、80年代後半物不足があったらしい。


5.ルーマニアは2007年よりEU連合に加盟している。紙幣はレイ(RON)であるが、ユーロシステムに変えたがっている。

6. ルーマニアは共和制国家であり大統領制である。2020年現在の大統領はクラウス ヨハネス(Klaus Iohannis)である。この人はドイツ系である。

7. ルーマニア親日国家と思えるぐらい日本に関心がある人が多い。年配の人にはショーグン(小説)を読んだと言われた事が多くある。また腹切りと切腹の違いはなに?とかも良く聞かれる。

8.世界遺産に登録されているものは、
トランシルバニア地方の要塞聖堂のある村落群、ホレズ修道院モルダヴィアの教会群、マラムレシュの木造聖堂群、シギショアラ歴史地区ダキア人の要塞群 
また自然遺産に登録されているドナウデルタがあります。